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学校への付き添いについて

学校への付き添いについて・・・

配慮のいる子に付き添うことは
『当然じゃない!!』 『自分の子なんだから・・・』
世間では、まだまだそれが当たり前のように思われてるのでしょうか?
何らかの配慮を必要とする子供の親にとって
とても残念で、哀しい言葉です。

介護や看護とは無縁の生活をされている人たちにとっては
簡単に口に出来る言葉なのかもしれませんが、
高齢者の介護を家族だけの責任のするのではなく
また、子育てを親(特に母親)だけの責任にするのではなく
公的・社会的に支援して行くという考え方に 少しずつ変わってきている今、
みなさんにも考えて頂きたくて、このぺージを作りました。
(ここでは付き添いを条件に出された親を対象にしているため
 医療的なケアの必要な子に限らず、広い意味で配慮のいる子としています。)
rain1
まず、最初に
学校の保健室の先生は、看護師さんではないこと。
(看護師免許をお持ちの方もおられます)
養護学校に看護師さんが配置されているとは限らないこと。
(配置されている養護学校の方が少ないと思います。)
それを知っていただきたいと思います。
rain1
学校で見せてくれる大の生き生きとした様子や
大のお友達から、入院中もお友達の声が何よりのお薬!と言うお話を聞くと
配慮の必要な子供であっても、
学校へ行きたい!!お友達と一緒に学びたい!!お友達と遊びたい!!
願いはみんな同じなのだと思います。
それは当然の思いであり、その思いをかなえるために
「何が最善か?」を考えるのが教育現場のあり方なのではないかと思います。
rain1
配慮を必要とする子の親は、24時間・365日
常に子供の生命に気を配って、緊張していなくてはなりません。
その子が寝ている間も、呼吸が止まっていないか?
発作を起こしてはいないか?熱はないか?
体位の交換、体温の調節をするために夜中に何度も起き、
その子が起きていれば、先に寝るわけにも行かず、
早く目を覚ませば、供に起きて・・・
睡眠不足をビタミン剤でごまかすことも少なくありません。
日常の家事をこなしながら、子供のケアをし、
その兄弟(姉妹)がいればもっと大変でしょう。
トイレに行く時間も、自分がお風呂に入る時間も、
食事をする暇さえないかもしれない親に、
これ以上の負担―――学校へ付き添え!―――と
簡単に言って欲しくないんです。
それを当たり前だと思って欲しくないんです。
rain1
小さな兄弟(姉妹)があれば、その子を連れて付き添うのですか?
家族に病人が出ても、ほおって行かなくてはならないのですか?
付き添う母に用事が出来れば、学校に行けない子供たち。
この子供たちの人権・権利はどこへ行ってしまうのでしょう?
rain1
ひとりひとりのニーズに応える
インクルージョン(包み込む)教育が唱えられる中
ひとりひとりの子供の違いが認められ、個人として尊重される学校づくりと
この子供たちの生命の安全が保障される
社会的支援システムが充実されることを願わずにはいられません。
rain1

最後まで読んでくださったことに感謝します。
もしよろしければ、感想をお聞かせください!!
ありがとうございました。


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